シングルマザー対象のワークショップ『孤育てから個育ちへ』をテーマに行いました。
シングルマザーで仕事も家事も育児も頑張っているかたは多いです。
子供を養うために仕事は辞めれない、仕事は容赦なく降りかかってくる、誰かに泣き言は言えない、頑張るしかない。
職場にもシングルマザーがいらっしゃいますが彼女らを見ていても本当に逞しいと思います。
そんな生活のなかで、ご自分と向き合い、お子さんとの関係性を見てもらい、『一人の自分』の空間を持って貰う時間でした。
子供に自分のどんな側面を見せているのか。
お母さんの仮面をつけた自分?
お父さんの役割を多く担ってお父さんの仮面を着けた自分?
見せたくない自分を隠して、ちゃんとした人を頑張って見せてる自分?
駄目な部分も含めてありのままの自分?
そして、お子さんをどんな風に見ているのか。
期待を押し付ける?
駄目な部分は許さない?
イメージ通りでいてほしい?
実は、これって全て自分の中にある本心の自分(インナーチャイルド)との関わり方なんです。
インナーチャイルドとは思考を外した本心の自分です。
その感情を持った自分をどのように扱っているのか… 。
私たちは本心の自分と色んな関わり方はしています。
本心の感情にすら気付かない関わり方。
感情が現れても「そんなこと思っては駄目だ」と叱る思考(大人)の自分。
駄目な自分を許さない、自分を叱咤する大人の自分。
思考の自分が作った自己イメージに答えるように頑張り続ける自分。
思い当たることはありませんか?
これらは自分で自分を痛め付けるような行為です。
内なる子供(インナーチャイルド)の声に触れてみると、沢山の声をあげています。。
何かを恐れていたり、不安になったり、寂しくなったり、無邪気に喜んでたり、大声で笑ったり…。
その声を押し込めたり、無視したり、聞こえない振りをしたり、大人の自分はその声をコントロールしようとします。
どうか、その声を聴いてあげてみてください。
子供との関係性を創る上では、まずは自分自身の内側の関係性が大切になります。
自分(インナーチャイルド)をコントロールしない。 子供をコントロールしない。
自分(インナーチャイルド)のありのままを認める。子供の在り方を認める。
自分(インナーチャイルド)を放置しない。子供の声を無視しない。
自分の内面は外へと映し出されます。
誰よりもまずは自分に優しく、疲れていたら自分を労い、思うように出来ない自分も許して、自分のありのままの声を聴いてあげて、認めてあげることが大切なのだと思います。
そうすることで、自分も子供もそれぞれが一人の人間と理解し尊重しあえる関係性が生まれてくるのです。
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