Infinity

療法について       

ゲシュタルト療法とは

アメリカの精神分析医 フリッツ・パールズが提唱した心理療法です。
言葉や解釈のセラピーではなく、経験から「今ここ」で気づき(自覚)を得る療法です。

なぜ、「今ここ」の気付きなのか・・。人間は有機体で自己回復・自己成長する事が出来ます。ですから、問題があった場合は自分で自分が一番望む解決方法が見つけれるはずなのです。しかし、私たちは思い込みや過去の経験で思考ばかりを動かし本来持っている回復する力を発揮できずにいます。

ゲシュタルト療法では、その力を発揮するために自分を3つの自覚の領域に分けて見ていきます。 内部領域の気付き(自分の内側で起こっている事)・ 外部領域の気付き(外の世界で起こっている事)・ 中間領域の気付き(思考の世界) この状態を一つ一つ丁寧に見ていくことで、自分の中で何が起こっているかに気付いていきます。

感情にゆっくり触れたり、体がどのように反応しているかを観察したり、本来の自分を生きる事ができない神経症を探ってみたり。神経症とは「投影」「鵜呑み」「反転行為」「無境界」「話題転換」があります。 そして、状態に気付くと自然と次のプロセスへと変化していきます。

ファシリテーターはクライエントが十分に自分自身を経験出来るよう多くの手法を用いて「今ここ」(自覚)を促し、気付きをサポートをします。  

表現アートセラピーとは

提唱者はカール・ロジャースの娘、ナタリー・ロジャースで、パーソナルセンタードをベースとし、絵を描いたり、コラージュ(貼り絵)をしたり、体を動かたり、文章・楽器・粘土などを使って今感じている感覚を表現する療法です。絵を分析したり解釈するものとは異なります。

使いたい色のクレヨンやパステルで線や点を描く。気になる写真を切り取って貼る。心から出てきた言葉を書き綴る。なんとなく体を動かしてみる。楽器を好きなように叩いて音を出してみる。声を出してみる。粘土を持って手のひらが教えてくれる形に握ってみる。作品を創ってみる。そしてみんなと分かちあう。

上手く出来る、出来ないは問題ではなく、今表現出来る事、したい事を子供の頃遊んだ時のように自由に表現します。そんな事をしていると自然と思考が外れ潜在意識が開かれていきます。感じたことを表現(具現化)することで、自分の潜在意識からのメッセージが見えてきます。それは思考を通さない本当の感覚ですから一切嘘はつけません。表現者のエネルギーそのものが今、この瞬間に切り出されます。

その自分の感覚を表現すると、今の自分の状態が客観的に見ることが出来、心が解れ癒しが起こります。そして、今の自分を見つめる事で新たな気付きへと変わります。 人間は自己回復力を持っています。頭で考えてグルグルと迷路に入り込むより、五感を使い人間が持っている自己の回復力を活性化し、自分本来の姿に向かっていきます。

非二元(ノンデュアル)とは

非二元(ノンデュアル)とは非二元論と云われている哲学のようなものです。
自分をどのように捉えているか、「私とはだれか…」などを含め、『真理』とは何かを伝えている仏陀の悟りや目覚めの考えに通じる一つの概念です。

非二元なので、この世は二元ではないことを伝えています。良い悪い、左右、上下、高い低い、これらは二元に分けられた世界です。そして、私とあなたも…二元。

これらが、すべてがない世界、良い悪いもない、左右もない、上下もない、全てが一つの世界でつながっていて一つなのです。だから、私もすべてに繋がっていて、私もあなたもいない。すべては一つワンネスです。 そして、全てに良し悪しのジャッジが無く、全てが宇宙の流れと共にただ起こっている事とみています。

私たちは通常、思考で明日の心配や想像をして、出来事に良し悪しのジャッジをして、自分という自我のプライドがあり、欲求があり、執着があります。その自我の思考が自分の苦しみを作っています。 そのことを見破り、思考から離れて個人の自分はいない。自分と云う意識は大いなるもの(宇宙・自然・愛・光・神 様々な呼び方はあります)の一部であり、大いなるものそのものであり、個人の自分と思っている人物との同一化から離れることを『目覚め』と云います。

非二元については、言葉で言い表すことは難しく伝える方によって表現や感覚が異なります。
ご興味のある方は自己探求ののちに見つけて頂ければと思います。