『ストーリーの私』を守っていた思考


フローティングタンクに入りはじめて『思考』のおしゃべりに気付きだしてから、私の中で大きなシフトが起こっています。

思考が忙しく動いているときは、どれほど『ストーリーの自分』を守ることに忙しかったのか。

思考はろくな事を考えていないのに…。

思考は自分のストーリーを守ることをせっせとしています。

何かの意味付けをしたり、自分を安心させるための言い訳をしたり、過去を思い出したり、未来を予想して安全になることを考えたり、人から教えられた価値観を持ち出して照らし合わせたり…。自分を守ることに振り回されて考えが考えを生みだし自分のストーリーの中にまた巻き込まれていくストーリーの私。

思考の中に入り続けていた自分。

それに気づき、そこから抜け出すために自分の身体に意識を向けて、五感で今起こっていることにコンタクトをする。

身体で感じていることがリアリティの『今』なのだと分かり、そして、その身体は何も迷いを持たないのです。

考えても考えても答えのでなかったリアリティの世界は考えの中には無かったのです。

だから、思考で知っているスピリチュアルも前世も魂も哲学も仏陀も全て、幻想ストーリーのお話なんだと気付きました。

魂を信じ精神世界を信じている『ストーリーの私』。

 

考えても学んでも矛盾や答えの行き届かない『目覚め』。

マトリシカのようになってて、どこにゴールがあるのだろうかと迷走する想い。

ぐるぐると回った今、そこには答えがないと知り、そして答えすら無く、あるのは感覚で感じる事だけだったのです。

自分のストーリーから抜け出してみると、違う世界が広がりだしました。

そのお話は、これから追々 綴っていこうと思います。

 

 


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