感情のトリセツ


私のBlogにようこそ。
お盆が過ぎて、夜の風が涼しくなってきた鹿嶋です。

先日、鹿嶋で活動を一緒にしている  やぎさん から質問をもらいました。

 

「感情を大切にするって、どうするんですか~?」

なるほど~。。。
心理学を学んでいる人や心理系のワークショップに参加している人は
感情を大切にすることを環境の中で自然とやっていますが、
普通に生活していたら、感情に触れることは意識しないですよね。

ポジティブな感情は触れたり、表現したりできるけど
怒りや悲しみ、辛さ、切なさ、憎しみなど、ネガティブな感情は感じたくないのが心情ですよね。

 

そんな感情に触れるとイライラするし、気分が悪いし、
そもそも、そんな感情を持っている事が嫌な事だったり、嫌いだったり、辛すぎて早く逃げたくなるし、
そんな自分はダメな人間だと感じて自己否定が始まっちゃうこともあるし。。

子供の頃にネガティブな感情は出してはダメだとか、我慢しなさいとか教えられて、
それらは良くない感情だと思っているしね。

そんな経験から、ネガティブ感情に出会うと
無かったことにしたり、早く忘れられるようにゲームやSNSや友達とのお喋りで気を紛らわしたりしていますよね。

これを『抑圧』『切り離し』の行為と云います。

どうしても辛い時は、まずはその感情に巻き込まれないように、
気を紛らわすことも一つの手だと思います。

だけど、少し気持ちが落ち着いたら、
その感情を大切にしてあげて欲しいと思うのです。

抑圧したり、切り離した感情は無くなったりしません。
心の傷として残っていきます。
それは無意識の中に入り込んで日頃は忘れてしまうかもしれませんが、
似たような状況を自分で作ってしまう原因になってしまうのです。
それを『投影』と呼びます。

投影とは
切り離した、または抑圧している自分を取り戻すために、自分で似たような状況を創り出し、
それに気づくような事が起こります。
似たような状況を自ら作っているようにも私には見えるのですが…。
そうやって自分の世界を創り上げてしまうのです。

そうすると、またあの逃げたはずの感情と出会う事になるんですよね。
何度も何度も同じような状況になり、
「やっぱり私の人生はこんな人生なんだ~」と嘆くような事をやっています。

だから、嫌な感情から逃げているハズが、同じ世界を味わうように創ってしまう事になるのです。
これって、さすがに嫌ですよね~。

 

だから、その感情を一つずつ終わらせるために、
感情を受け止めることをするんですね。
感情は、その思いが完了すると自然と流れていきます。
感情はエネルギーなんですよ。だから身体の中のエネルギーを流してあげるんです。

感情を大切にする方法を、やぎさんにお答えしたら
Blogに掲載してくれたので、リンクを貼りますね。
良かったら参考にしてみてくださいね。

やぎさんのBlogはこちら

感情のトリセツです。


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