過去の幻想は今も息づいている


こんにちは。久しぶりにブログを書きます。

ブログを書きたいと思いながらも、なかなか書けなかったのは最近、身体に意識を向けて「今」にいる事を意識していると、うまく言葉には表せないのですが日々の受け止め方が変化してきてて、その変化を言葉に出来ないまま時間が過ぎていました。

 

身体は「今」にしかおらず、今この一瞬一瞬のありのままを教えてくれています。

そんな時間を過ごして言葉通り「あるがまま」、今起こっていることは目の前のこの事だけなのだと腑に落ち出している状態でした。

 

ところが、その腑に落ちていたはずが、突然パニックになりました。

それは、先日トラウマケアの勉強会に参加した時に、私がデモンストレーションでクライアントになったときの事です。

クライアントとしてのテーマの入り口は身体の不調でした。

私は日々の仕事の忙しさから、深く息が吸えていないことに気付いてました。その不調から自分の内側を探っていくと、思いもよらぬ子供の頃の辛かった思い出が出てきたのです。

私の感情は今まさに、その事が今起こっているかのように動揺して恐れ涙が溢れます。恐怖感を抱えて硬直している自分に気づきます。

今、そのことは起こっていないのに、まさに私は過去のその現状にいる状態でした。

そんな自分がまだ居ることを知って愕然としました。

そして私は、今でもその恐怖を持ちながら社会生活で同じことを繰り返していたことにも気付いたのです。

心理学的に云えば、複雑性トラウマを抱えて、それによって似たような状況になると同じパターンを繰り返して過去と同じ苦しみを味わっている状態と云う事です。

 

私は本当に驚きました。

そもそも自分にトラウマがあった事。

それに全ては今ここにしか無いはずなのに、過去の記憶に囚われていた事。

過去の経験によって、今の状況を自分が作っていた事。

過去の体験が今の私の感情をこれほど揺さぶる事。

 

全ては「今」でしか無く、過去は幻想だと思っていたのに、その過去の記憶に苦しみ恐れ今のこの状況を作っていることを私は理解できなかったのです。

でも、身体は明らかに恐れ震えて反応しているのです。

正直、この状況をどのように理解していいのか分かりませんでした。思考では整理が付かず理論的に解釈が出来なかったのです。

 

あれから、3日が過ぎて体験が身体に馴染んできた時に、やっと自分なりに起こった事をただ受け止めれるようになってきた気がします。

過去の記憶で怯え恐れ、それが浮上して今を形成しているとしても、それすらも良し悪し無く受け入れていくことや、その感情がある自分を認めていくこと、もっと云うならそう云う自分に出会えたことを受け入れることを今味わっています。

過去の記憶は幻想かも知れません。

でも、その記憶から浮上してくる感情は「今」の私の一部なんだと受け入れることが、まさに今にいることなんだと少しずつ感じている私です。

まだまだこの感覚やトラウマ体験は私の癒されていない部分として扱っていきたいと思っています。

 

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