前日、友人のクリスタルボウルヒーリングを受けてきました。

仕事が終わって夜に会場に向かい、気持ちを落ち着けて明かりを消した薄暗い部屋で寝そべって、ゆっくりと友人の奏でるクリスタルボウルの音色に包まれていきます。

クリスタルボウルとは水晶(クリスタル)で作られた桶のような形のものでスティックで鳴らします。

ボウルは7個。 叩くと「ボォ~ン」と云う音が鳴り、ボウルの大きさによって音の高さや質が異なります。

 

クラシックフロステッドボウルボウルを頭の方にして、参加者数名が寝ころがり静かな空気に包まれます。

「ぼぉ~ん・・・」 ボウルの音色が響きます。

また次の音が「ぼぉぉぉん・・・」

音だけではなく、音の波動が伝わっています。

段々と音は重なり倍音になります。

音色は優しく、温かく、強く、色んな音を奏でます。

 

時にはゆっくりと短音で、時にはドシャ降りの雨のように沢山の音が降ってきます。

音は私の鼓膜を通り身体の中で響き、そして波動は私の身体を包み、優しく温かく慈しみの毛布で包んでくれているような安心した感覚になります。

それはボウルの持つヒーリング効果とヒーラーさんのエネルギーが届いているように感じます。

 

暫く音に包まれていると、何か私の身体の奥深くで言葉にはならない 「寂しさ・悲しさ・侘びしさ」そんな感覚の部分に触れました。今まで顔を出さなかった類の穏やかな寂しさや悲しさなのです。

奥の方にそっと仕舞っておいた幼少期の感覚。古すぎてもう感覚の痛みすらない感覚。

その蓋を開けて触れたような感じでした。その感覚を私は包容し穏やかに見て許している感じ。

今までとは何かが違う。「そのままであっていい・・・」を受け入れている。

 

クリスタルボウルの波動が吸い取ってくれているような感じでした。

 

友人(ヒーラー)の在り方、柔らかさ、慈しみ、優しさ全てが波動となって

私を癒してくれる時間でした。

言葉にならない扉がまた一つ開いたような気がします。

『常に安心して道を歩んで行きます』