気づき

やぎさん、初めての……

私のBlogにようこそ。

毎月開催しているゲシュタルト表現アートセラピーワークを一緒に主催している”やぎさん”。

 

やぎさんは心理学の経験や知識は全くなくて、純粋にワークを体験して感じたことを

シェアしてくれる貴重な存在。

受け手の感覚を教えてくれるので、ワークを何年もやっている私では気づかない目線を教えてくれます。

 

先日、初めてやぎさんがゲシュタルトワークの拘わりを少しだけ体験して、

その感想をブログに書いてくれたのでシェアしますね。

やぎさんのブログは こちら

 

 

エンプティチェア(空の椅子)を使ったアプローチだったのですが、

空の椅子なのに、実際に相手が座っているような感じがしてきます。

これは、何年もワークをしている私でも同じです。

 

空の椅子に問題の相手を座らせて、自分の思いを伝えるのですが、

たったそれだけでもパワフルに感情が動いていきます。

相手に伝えたくても伝えられなかった思いは、自分の内側でエネルギーが滞っている状態なんですね。

自分の思考の中だけでアレやコレやを考えても、空想の世界で一人相撲しているようなものです。

それを、一旦、空の椅子の相手に伝えるだけでもエネルギーは動き始めます。

相手に伝えた後は、自分も相手の椅子に座って、相手の立場になってみます。

そうすると、今まで想像していた相手の様子と全く違った相手の気持ちが感じ取れたりします。

 

その相手の気持が分かると、今まで持っていた問題が不思議と違う形に変化してきます。

固着していた見え方が変化するんですね。

 

そこに気づくと、自分で問題だと思っていたことが、

面白いぐらいに自分の中で消化できてしまうんですね。

 

ゲシュタルトを知らない人も、一度ご自分で試してみてください。

自分が座っているクッションと、問題の相手のクッションを置きます。

距離はどれぐらい? どっちの方を向いている? どんな表情をしている?

それを想像してから、自分の言いたいことを話しかけて、今度は相手のクッションに座ってみる。

一人芝居みたいだけど、言いたいことを伝えるだけでも、気持ちはスッキリしますよ。

 

もって試してみたい方は、是非ゲシュタルトセラピーワークへお越しくださいね (*^^*)

 

★★★★お知らせ★★★★

インフィニティーでは、ワークショップや個人カウンセリングを行っています。

詳しくはHPをご確認くださいね。

 

 

 

 

 

4年ぶりのターニングポイントのゲシュタルトワーク

こんにちは。私のブログにようこそ。

昨日はゲシュタルトワーク『自分癒しの気づきのワーク』でした。

 

昨日の参加者さんは4年ぐらい前に、私のワークを受けてくださった方で、本当にお久しぶりの方が来てくれました。

4年前のワークの時、仕事で悩んでて自信が無くなっていた事をワークしたのです。

ワークでみんなから「頑張れ」って応援されて、背中を押され、そして彼女は精一杯ここまでやってきて、ひと山越えて自信ができたから、「そんな私を見てほしい」って言って来てくださったんです。

 

嬉しかったですよー。

4年前のワークが彼女のサポートになった事。

そして、頑張った姿を見せにきてくれた事。

 

4年ぶりにお会いする彼女は、とっても晴れやかな顔をして、上品な真珠のイヤリングとネックレスをして、真っ白なお洋服で現れました。

以前はジュエリーなど着けるイメージは無かったのですが、今回は特別に着けて来てくれたのかもしれません。その気持ちがまた嬉しいです。

 

「会いに来たよー! 頑張ったご褒美に会いに来たよー!」 と、彼女の第一声。

 

心に沁みます。

 

本当に有難いです。

 

お部屋で落ち着いてからゲシュタルトワーク開始です。

「どんな事をテーマにしたい?」と私。

「この3年間を振り返りたい」と彼女。

 

ワークは今、彼女の中に溢れてくる想いを一つずつ

丁寧に触れていきます。

 

「ここに居るのが嬉しい」

「3年間、本当に辛かった。でも、頑張ったよ」

「私、ダメ人間じゃなかった」

「生きてて良かった」

「自分によくやったと言ってあげたい」

 

溢れる涙は拭っても拭っても出てきます。

私も彼女の頑張ってきた姿に触れて涙が出てきます。

 

ワークではエンプティーチェアと言って、3年前の自分の座布団を置いて、今の自分から3年前の自分までの距離を見て、その間の頑張ってきた事、やり抜いてきた自分自身の道をしっかりと確認して、自己肯定感を味わいます。

そして、今の自分の座布団から立ち上がって、その自分の座布団の隣に立ち、もう一人の大きな視点の自分から、今の自分に労いや自分を褒める言葉を掛けます。

 

「よく頑張ったねー。お疲れ様ー」と、涙に声を詰まらせながら大きな視点から掛ける今の彼女への言葉。

 

十分に自分の頑張りを褒めて味わい、心を癒します。

 

気持ちが落ち着き、彼女に「気分はどう?」と聞くと、

「自分でも頑張った事は思っていたけど、声に出して言って、涙を流したら気持ちがスッキリしました」と教えてくれました。

 

そう、それが大事なんですよね。

一つずつの体験と感情を大切に味わい完結させていく作業。

そして、自己肯定感を味わう作業。

 

そして、彼女の身体が柔らかく動いていることに気づき、そこにじっくりと止まって貰いました。

そしたら、イメージが湧いてきたらしく、

「川を緩やかに上っている魚になっています」と教えてくれました。

それは、彼女のこれからの事を表しているようです。

ゆったりとでも緊張感を持って上っていく。。。

次のステップへのエネルギーが湧いてきたようです。

 

このように、今までの想いを十分に味わい完結させると、次の動きに自然とエネルギーが向きます。

これは、ゲシュタルトの完成と共に、

人間(有機体)が持つ成長していく力です。

 

ゲシュタルトワークは悲しみや問題ばかりを扱うのではなく、

このように喜びの感情を十分に扱ったりもします。

 

自分の身体が持っている力は、思考だけでは出てこないんですね。

感情は身体です。

身体から出る心の底から自分の気持ちを受け取ってみましょうね。

★★★お知らせ★★★

 

インフィニティーでは、ゲシュタルト表現アートセラピーやゲシュタルトセラピーワークを開催しています。

リトリート気分で宿泊も可能です。

詳しくはHPをご覧ください。

 

 

 

5/15 自分を癒す気づきのワークショップ

『自分を癒す気づきのセラピー』ワークショップ 

                     @茨城鹿嶋市

心を感じてますか?

気づきのセラピーとは、「今」自分に何が起こっているのかに気づくことをします。

自分の身体の感覚はどうなのか…

自分の心は何を感じているのか…

本当の自分の気持ちはどんな事を我慢しているのか…。

人は「あるべき」「しなければならない」ことに縛られて、

自分を苦しめていることが多くあります。

 

それは、本当の気持ちなのか、本当の自分の声はどうなのか、

自分をジャッジしない、責めない、否定しない。

 

今起こっている事は、ご自分が生きるために必要なことが起きています。

そこに気づき、気づくことで癒しが生まれ、自分を大切に思うことが出来ます。

そして、気づきから解決する糸口が見つかります。

自分らしく生きる力を取り戻しましょう!

 

初めての方の大歓迎です。

※気づきのセラピーとは『ゲシュタルトセラピー』です。

このセラピーは医療行為ではありません。心療内科に通院の方は主治医の許可をお取りください。

【こんな方におススメ】

・体調不良が続いている
・人間関係が上手くいかない
・子育てで悩んでいる
・仕事が続かない
・家庭内が上手くいかない など

 

【詳細】

  • 日時:5月15日(日) 13:00-17:00
  • 場所:茨城県鹿嶋市角折
  • 参加費:5,000円
  • 申込先:こちら

写真はイメージです。

高熱の中でモヤモヤ、こんな時は…

こんにちは。ブログにお越しくださいありがとうございます。

先日ワクチン3回目を接種してきました。その後、4日間高熱や身体の痛みで寝込みました。

久しぶりに寝込みましたー。

でも、寝込んだお陰で私に中にあった『見捨てられ不安』が見つかりました~(笑)

 

この寝込んでいた間に私主催のワークショップがあったのですが、

それを中止にするかどうかを本当に迷ったんですよね。

39℃近い熱だったけど、中止にして迷惑かけるのも申し訳ないし…、なんてモヤモヤ。。。

翌日のことなのに、なかなか判断がつかず、出来ることなら開催して迷惑を掛けたくない思いが満載。

 

この踏ん切りが付かないモヤモヤ感ってなんだろー。

気持ちがモヤモヤしている時は、ワークをする絶好の機会!

 

モヤモヤ…。申し訳ないと思っている罪悪感? これって、本当なのかな?

モヤモヤに付き合っていると、罪悪感ではなく、参加者さんが離れていってしまう不安だったんです。

 

あー---、これって、見捨てられ不安があったのね。

自分の中にあった『見捨てられ不安』。 その恐れと不安を突き止めました。

そこに気づくと自分の心の中が整って、その気持ちを自分でケアしつつ、今する行動を安心してすることが出来ました。

まずは、少しでも早く中止をお伝えして、心からお詫びをすること。

そうすると、参加者さんから心温まる励ましのメールを頂き、反対に皆さんの愛情に包まれました。

 

ここで私が経験したことは、昔の経験で私の恐れとなっていた『見捨てられ不安』は、

今回、皆さんから温かな関わりを頂けて、それが新しい体験となって、昔の経験からの思い込みが書き替えられたと言う事です。

 

自分に向き合うことをしていない方は多いと思います。

自分に向き合いワークするって、ちょっと怖い感じもしますよね。

 

でもね、自分に向き合うと自分の嫌な思い出や感情に触れるけど、

それは生きやすい自分に変化するための、少しの刺激なんですよ。

それは、自分の傷を自分で癒すようなものなんです。

その痛みに触れて、涙が出てきたとしたら、それは自分のために自分が寄り添ってあげているんですよ。

 

そうやって、自分に向き合うと心の汗が出て、

その小さな気づきや自己ケアが玉ねぎの薄皮を剝くように、

少しずつ自分を大切にする生き方に変化していきますよ。

自分に向き合うことは、自分を優しくケアすることなんです。

どんな自分に出会っても大丈夫です。

その子はあなたが気付いてくれるのを待っています。

もっと、自分の事を知るとあなたの持っている苦しみから解放されますよ。

 

インフィニティーでは、自分に気づきケアするためのワークショップを開催しています。

 

まずは、自分の内側にちょっと意識を向けてみましょう。

あなたの心は何を感じてますか?

 

 

★★★お知らせ★★★

インフィニティーでは、様々な方法で自分の出会うためのワークショップをしています。

 

テーマを決めて、自分の直観で絵を描いたり身体を動かしてみたりして、表現から気づきを見つける

『ゲシュタルト表現アートセラピー』

 

今抱えている問題をテーマに自分の感覚を丁寧に見ていく気づきのセラピー

『ゲシュタルトセラピーワーク』

 

スケジュールはHPからご覧ください。

http://infinity-sp.com/workshop.html

 

 

 

 

 

5/7 誰でも出来るゲシュタルトワークショップ

★★★ゲシュタルトに興味のある方・
   ゲシュタルトをもっと学びたい方集まれ~!★★★

ゲシュタルトセラピーとは自分の内側に丁寧に触れ、自分に気づき、生きる力を自分で見出していく「今ここの気づきのセラピー」です。

心と身体と思考と経験していることから気づきを得ることで、問題解決や癒しが起こります。

こんな方にお勧めです。 ※ゲシュタルトセラピーは医療行為ではありません。

  • 身体の痛みや不調を抱えている
  • 生きづらさを抱えている
  • 人間関係や恋愛、夫婦関係に悩んでいる
  • 家庭に問題を抱えている
  • 仕事で悩んでいる
  • 自分らしく生きたい
  • 夢をよく見る など…

興味を持った方、初めての方も是非ご参加くださいね。

ゲシュタルトセラピーワークが初めての方でも気軽に体験ができます。

そして、ゲシュタルトを学んでアドバンスコースを修了している方は、更にファシリを参加者に提供していただくことが出来ます。

この場は一般参加のクライエントとワーク提供のファシリテーター、お申込みいただいた全ての参加者さんで作っていきます
ゲシュタルトをしたい全ての方が、色んなスタイルで体験できるオープンな場のワークショップです。

【詳細】

■日程:2022年5月7日(土)
■ワーク時間 ;10:00-16:00

ファシリテーターをした方は17:00終了
※途中退席も出入り自由です。ご都合の良い時間だけお越しください。
■参加費 ;3000円 / ファシリの練習をした方 追加 500円
■定員;8名

■場所:東京墨田区Big Ship 2F和室
■主宰者;インフィニティー 上谷和美 &ちるどれん 鈴木明美
■お申込み方法;一般参加 または ファシリテーター希望 をご記入ください。
ファシリを希望される方はアドバンス修了者とします。トレーニング時間をご記入下さい。
インフィニティーHPの申し込みから申し込みしてください。

お申し込みはこちらから

http://infinity-sp.com/mail.html

4/17 自分を癒す気づきのセラピーワークショップ

『自分を癒す気づきのセラピー』ワークショップ 

                     @茨城鹿嶋市

 

心を感じてますか?

 

気づきのセラピーとは、「今」自分に何が起こっているのかに気づくことをします。

自分の身体の感覚はどうなのか…

自分の心は何を感じているのか…

本当の自分の気持ちはどんな事を我慢しているのか…。

 

人は「あるべき」「しなければならない」ことに縛られて、

自分を苦しめていることが多くあります。

それは、本当の気持ちなのか、本当の自分の声はどうなのか、

自分をジャッジしない、責めない、否定しない。

今起こっている事は、ご自分が生きるために必要なことが起きています。

そこに気づき、気づくことで癒しが生まれ、自分を大切に思うことが出来ます。

そして、気づきから解決する糸口が見つかります。

自分らしく生きる力を取り戻しましょう!

 

初めての方の大歓迎です。

 

※気づきのセラピーとは『ゲシュタルトセラピー』です。

このセラピーは医療行為ではありません。心療内科に通院の方は主治医の許可をお取りください。

 

【こんな方におススメ】

・体調不良が続いている
・人間関係が上手くいかない
・子育てで悩んでいる
・仕事が続かない
・家庭内が上手くいかない など

 

【詳細】

  • 日時:4月17日(日) 13:00-17:00
  • 場所:茨城県鹿嶋市角折
  • 参加費:5,000円
  • 申込先:こちら

写真はイメージです。

4/10 誰でも出来るゲシュタルトセラピーワーク

★★★ゲシュタルトに興味のある方・
   ゲシュタルトをもっと学びたい方集まれ~!★★★

ゲシュタルトセラピーとは自分の内側に丁寧に触れ、自分に気づき、生きる力を自分で見出していく「今ここの気づきのセラピー」です。

心と身体と思考と経験していることから気づきを得ることで、問題解決や癒しが起こります。

こんな方にお勧めです。 ※ゲシュタルトセラピーは医療行為ではありません。

  • 身体の痛みや不調を抱えている
  • 生きづらさを抱えている
  • 人間関係や恋愛、夫婦関係に悩んでいる
  • 家庭に問題を抱えている
  • 仕事で悩んでいる
  • 自分らしく生きたい
  • 夢をよく見る など…

興味を持った方、初めての方も是非ご参加くださいね。

ゲシュタルトセラピーワークが初めての方でも気軽に体験ができます。

そして、ゲシュタルトを学んでアドバンスコースを修了している方は、更にファシリを参加者に提供していただくことが出来ます。

この場は一般参加のクライエントとワーク提供のファシリテーター、お申込みいただいた全ての参加者さんで作っていきます
ゲシュタルトをしたい全ての方が、色んなスタイルで体験できるオープンな場のワークショップです。

【詳細】

■日程:2022年4月10日(日)
■ワーク時間 ;10:00-16:00

ファシリテーターをした方は17:00終了
※途中退席も出入り自由です。ご都合の良い時間だけお越しください。
■参加費 ;3000円 / ファシリの練習をした方 追加 500円
■定員;8名

■場所:東京墨田区Big Ship 2F和室
■主宰者;インフィニティー 上谷和美 &ちるどれん 鈴木明美
■お申込み方法;一般参加 または ファシリテーター希望 をご記入ください。
ファシリを希望される方はアドバンス修了者とします。トレーニング時間をご記入下さい。
インフィニティーHPの申し込みから申し込みしてください。

お申し込みはこちらから

http://infinity-sp.com/mail.html

体験がそこにあるだけ

非二元論を伝えている中野さんの個人セッションを時々受けています。

先日の個人セッションでも、いつものように私の思考はフル回転して彼に理解できてないことを尋ねます。

最近の私の思考は、〝気付き″ と〝思考″ と〝観念″ はどのように違うのか。って事です。

よく「気付きを持つ」とか、「気付いていく存在」とか言われますが、気付きが起これば思考になります。

それを考えていれば思考が自分の観念へと作られていきます。

「思考しているのは自分では無い」と言うのであれば、そもそも気付くのも自分では無いのでは無いか…。

「気付きの存在になる」と言うが、それすら自分では無いと言うことになるのではないか。

私の頭はグルグルと回ります。

そのことを中野さんに尋ねると、中野さんは「その思考を止めてください。そのように思考する自分を感じてください」とおっしゃいました。

 

思考を止めて感じていると、また思考が走り始めます。「それって、どうゆう事?  思考を止めようとするのも思考じゃないの?」

そうやって頭の中の会話は続きます。思考で思考をこねくり回して、言いがかりをつけるように理論的を知りたいのよ。って踠いてます。

 

だけど、本当に思考しないようにして感じていると恐ろしさが湧き上がってくるのです。

意味のない不安感や恐怖感。足下が救われた感じ。気持ち悪いのです。

だから、また思考で「自分」のバランスを取ろうとしているのです。

思考が自分ではなくて、気付きも自分ではないなら、本当の私は何処にいるのか。

「自分は居ない」と非二元論を掲げながら、私はまだ「真我の自分」と言うものを探しているのです。

ここにいるのはストーリーの自分で、真我の自分が何処かにいると思っているのです。

 

そして、彼は言います「何をやっててもいいんです。何でもいいんです。何もしても正しいや間違いもないんです。だから非二元なんです」と。

いつも聞く言葉なのですが、今回はその言葉を聞いて何がが変わりました。

私が探していたのは「正しい答え」だったのです。

そして、彼はいつものように言います「感じてください」と。

そう、思考の中に答えはなくただ感じていく。
文字や言葉など自分外側に答えはなく、自分の内側だけに知りたかったその先があると言うことが、少し今までよりも腑に落ちてきます。

そして、なにが起こっていても間違いも正しいも無く、何が起こっていてもそのままて、何が起こっていてもそれで良いのだと非二元の根本に気付かされます。

そうすると、「私の気付きは誰か」と追及する事なく起こっていることで、思考も「誰なのか」と追及する事なく起こっていることで、今起こっていることはすべて起こっているだけのことで、ただ体験だけがあるのだと思ったのです。

思考を止めると不安を感じる感覚を体験する。
思考でぐるぐる巻きになってることを体験する。
ここで笑っていることを体験する。
上手くいかないと感じた私を体験する。

 

こんな風に意識が変わると思考の檻が外れるのです。<思考しているこの感覚を体験する。

気付きも思考で何か知る事があるのでは無く、知って成長があるのでも無く、起こっていることを解釈するのでも無く、いや解釈したいなら解釈をすればいいだけであり、すべて宇宙で起こっている流れだけを体験するだけ。

何をしててもOK、やりたい事をただやっていく。それが宇宙の流れだから。

そして、それを体験する。

こんなことを感じるこの頃になってきています。

 

★★★ ワークショップのお知らせ★★★

 

インフィニティーとしてワークショップなどの活動をしています。

6/3は『非二元好きの方のお茶会』をします。
ご興味のある方はこちらをご覧下さい。
http://infinity-sp.com/blog/?p=865<

ネイティブインディアンのスエットロッジに入りました

先日、スエットロッジに入ってきました。
スエットロッジとはネイティブインディアンの儀式です。

そのワークショップに行って感じた事を色々と書いていこうと思います。

まず、私は友人の紹介でスエットロッジの意味も知らず入る事を決めたのですが、当日会場で「祈りの儀式」だと説明をと聞いて、既に祈ることに意味を持たなくなっている私は違和感を感じていました。

そこで、そのリーダーである松木正さんに単刀直入にこんな事を伝えたのです。

「 祈ることは欲求を満たすための行為で、エゴの強化になる。それは必要のないことだと私は考えている」

なんて、言ってしまいました。
松木さんからの答えはこうでした。

「祈る事とは、今にいる事。今にいると自分に気づくことが出来る。」

なるほど。「祈ることは今にいる事」なのか…。
それを聞いたらスエットロッジに入る意欲が湧いてきました。

「今にいる」と言うことは私にとって、まさに旬の課題で「今にいる」事で自分を見つめ、自分を知り変化が起きます。
それが全てだと言ってもいいぐらいのことです。
それを聞いて、この体験もプロセスとして起こっているのだ感じるようになっていました。

スエットロッジには深夜11:00頃から入ります。
夜7時に石を熱する為に石を積んで薪に火を付け燃やしていきます。
深夜11時にスエットロッジの中に総勢13名の男女が殆ど水着のような格好で入ります。

スエットの中はとても狭くみんなで小さくなって膝を抱えて座り込んでる感じです。
その中央に熱々に熱した石を入れてスエットの中を蒸し風呂状態にしていきます。

インディアンはスエットを子宮の中と考えているらしく、中に入ると産まれる前の安心の世界でスエットから出てくると現実の日々の生活にいる状態だと説明がありました。
だからスエットに一緒に入ったメンバーは一緒に生まれ変わる仲間だそうです。
新しい家族が出来るというインディアンの考えなのです。

私からすれば子宮というスエットの中はリアリティーの世界で、スエットの外は幻想の自分がいると思い込んでいる世界なのですが。

ともかく、スエットロッジの中に入って膝を寄せ合って座り込みます。

熱した石が入ります一気に中が熱くなり汗が吹き出してきます。入り口を閉めると真っ暗で何も見えなくなります。隣の人も自分の手さえも。

暗闇の中であるのは、インディアンドラムの太鼓の音と全員で歌う祈りの唄。その時間が続き途中では、一人一人が自分の祈りを伝えたりします。

その時間は朝4時まで続きます。途中途中でテントの入り口が開いて飲み水が柄杓で回されて来たり、熱した石が追加されたり、あとは熱さに耐えれなくなった人が外気を吸いに出て行ったりしています。

その中にいて、私は何か冷静に様子を見ている自分がいました。
とてつもない熱さと溢れ出す汗、スエットの中で起こっている人の熱さと戦っている声や祈りの声や、避難しようとする人の様子など外側で起こっている事を眺め、そして自分の内側で起こっている事を眺め、熱さを感じている身体を感じ、水が喉を通る気持ち良さを感じ、汗が流れている腕を感じ。全てを同時に観ている感じだったのです。

皮膚から内側のこと、外側の様子、皮膚で感じていること、全てを感じ取っている感覚。

これを観ながら、「今ここに居る」感覚を体感で掴んでいたように感じます。
それを感じていた時、宇宙と真っ直ぐに繋がっているような、頭の上の扉が開かれているような感じになっていました。

スエットの真っ暗闇の中で起こってあることが、ただそのまま生活の場でも起こっているんだなぁと腑に落ちていたのです。そしてワタシとはスエットの中全体がワタシなのです。

熱さの中で何も思考できないお陰で、ただそこにいる事が出来たように思います。
内も外も感覚もすべて今、同時に感じていく感覚。それが「今にもいる」でした。

スエットから出てきた時は私は清々しく感覚の全てが一つになっている感じでした。

スエットに入った人達の意見は様々です。
熱さをひたすら耐えた人。暗闇が怖くてパニックになりかけていたと言ってた人。祈る事を一生懸命にやって答えを待っていた人。そこにいる人達のプロセスでそれぞれの何かを掴んでいます。
その人のプロセスによって、こんなにも感じ方が違うのも面白い体験でした。
それも全て、宇宙のプロセスだと思って観ていました。
スエットロッジから出て、暫くは体験した事が言葉ではまとまらず、言葉で意味付けせず体験した感覚だけを体の中に温めている感じでした。

ふと、言葉が降りてきました。
「何者にもなる必要は無い」

何処かで、何者かになりたいと願う自分がいて、その自分が「夢を叶えるための祈り」という言葉に抵抗をしていたのでしょう。
自分のエゴを見透かされたような言葉でした。

今にいるとは、何者にもならず、そこを「体験するだけの者」 になっているんでしょうね。

私はネイティブインディアンや祈りには関心は無いけど、「今ここ」や自分の中にある宇宙を感じるためのツールとしては面白い体験だったと思います。

朝が来て、霜が降りたスエットロッジと草木は朝日に照らされ空も澄んで気持ちのいい朝でした。

その体験も宇宙の流れの一つとして有機体の私が経験するプロセスだったんだなぁと幻想の中にいる私を味わいながら青空を眺めてみました。

 

★★★ワークショップのご案内★★★

各種ワークショップを開催しています。

スケジュールはインフィニティーHPに記載していますので、ご覧下さい。

『私』と言う存在を知る

最近、〈私〉と言う存在と〈私でない〉と言う存在の理解が深まっています。

〈私〉と言う存在が出来上がっていく過程。

リアリティーはエネルギーや物質や有機体(生命体)しか無く、それらは宇宙の星々があるのと同じように宇宙の創造物の一つとしてあるだけです。
その創造物がその瞬間瞬間に形を変えているだけなのに、私たちはその動きに意味合いを付けて人生と呼んでいます。

〈私〉という存在は人間としての有機体の構造上、肉体の本能である危険を察知し、意識体として感情を持ち合わせて、喜びや悲しみ恐れ悔しさなども持って欲求を満たそうとしています。
そして、その肉体をいつの頃からか『私』と名付けて、「これは私。私のもの」と如何にも私自身であるかのように生活をしています。

その〈私〉という人は、過去の積み重ねや周りからの教えや記憶から自己を作り上げていきます。

しかし、それは単なる肉体で単なる宇宙が作った創造物の一つでしかなく、それが宇宙が変化するように宇宙の変化の一部として勝手に動いているだけだとしたらどうでしょう。

宇宙の変化を『自分』だと思っている身体が変化しているだけで、その変化に自分自身が色んなストーリーをつけて泣いたり悲しんだり喜んだり、しているとしたらどうでしょう。

実は私たちはそんな中にいるのだと思います。
そして、そのストーリーの内容は過去に『嫌いな自分』として見ないふりをしているエゴから作り上げられているとしたらどうしよう。

そう考えると、全て自作自演のストーリーの中に私たちはいると思うのです。
本当は自分だと思っている〈私〉すらいないのに、私というプライドを掲げたりまでしています。

そうやって暴いていくと、〈私は居ない〉ということに気付いていきます。そして、私はおらず意識体でもなく単なる宇宙の存在そのものだと感じていくことが出来るのです。

そこに気付いた時、有機体の五感を持っている意味を改めて考えます。
自分で作っているドールハウスの中で、有機体の感覚は思考とは別に感情が湧き上がり、喜びに涙し悲しみに震え怒りのエネルギーを感じ自己成長を求めています。
それは、有機体である根本を忘れることが出来ない現実なのだと思います。
だから、私たちは〈私は居ない〉と知りながら〈私を生きる〉ことが大切なのだと思うのです。

 

日々その両方の自分を見つめながら、宇宙はどのように変化していくんだろうと、変化を眺め、自分の中で起こっている抵抗や不安を感じ、ドールハウスのストーリーに巻き込まれないようにこの時を過ごすことが大切なのだと思うのです。

思考は私では無く、身体も私では無く、感情も私では無く、私もいない。
そして、肉体の〈私〉と言うのは宇宙が作っている。宇宙の表現を見守りながら勘違いしていた自分の感覚を取り戻していく作業がここにあるように思うのです。

ですから、私も自分は居ないと知りながら、有機体の私にコンタクトをして自己成長でする〝喜び″ に触れながら、そのストーリーを楽しんで行けるように観ています。

 

そして、私はセラピストとして、クライエントさんがドールハウスから抜け出して、安心してこの有機体と共にいるようにサポートをしていきたいと考えています。

 

★★★ワークショップのご案内★★★

各種ワークショップを開催しています。

スケジュールはインフィニティーHPに記載していますので、ご覧下さい。